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ホームインスペクターの仕事ぶり

住宅診断(ホームインスペクション)って
何をすること?どんな時に頼むの?
住宅診断とはどういうものなのかご説明します。

ホームインスペクターの仕事ぶりNo.3

認定会員 実務登録者

田中 歩 さん

日頃されているメインのお仕事は何ですか?

事業用・居住用不動産全般に関するコンサルティング業務や仲介業務です。

ホームインスペクションはどのような形態で行われていますか?

弊社は、居住用不動産の売却を検討されている方には、売却戦略提案の内容を吟味していただいてから媒介契約を締結しているのですが、この提案の中に、ホームインスペクションを実施するよう提案書に必ずコメントしています。ホームインスペクション付きの販売は、売主リスクを極小化するだけでなく、競争力強化にも繋がると思っているからです。なお、当社が媒介業者として成約した場合には、調査費用相当分を控除するお約束をしています。
ただし、ホームインスペクションを自ら実施することはありません。第三者性の観点から、ホームインスペクションをクライアントに推奨することはしても、自ら実施して仲介するということは行っていません。

ホームインスペクターの資格を取る前から建物調査のお仕事をされていましたか?

全くの未経験でした。ただ、前職時代に不動産証券化ビジネスや不動産ファンドとの仲介業務に従事していたため、不動産取引の前に建物調査を行うのは当然という認識はありました。一方、どうして既存住宅の取引では、建物調査をしないんだろう?と疑問に思っていました。
そんな中で、日本ホームインスペクターズ協会の発足、その後の資格試験の実施という話を聞き、既存住宅の取引がよい方向に変わっていく可能性を密かに感じていました。ですから、第一回ホームインスペクター資格試験も受験してみたというわけです。

今後業務をやっていかれる上で、ご自身で課題としておられることなどはありますか?

不動産、建物、金融を三位一体で語れる不動産コンサルタントでありたいと思っています。不動産と金融は前職時代に徹底的に学んできた分野ですが、建物や地盤・地質といったセグメントについてはまだまだ不完全です。完璧にならずとも、JSHI会員の皆さんのお力添えを頂きながら、クライアントに判りやすく話ができるように、そして、世の中の人々にもっと建物のことを知ってもらえるようにしたいと思っています。

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